Intel Arc B-Series Intel Arc B580 Limited Edition Graphics Video Card

AIにしてもゲームにしても、少し努力すれば普通に使える。

Intel版PyTorch「Intel XPU」を使って、ComfyUIを動かせばなかなか良いAI性能です。SD1.5（512x512）10枚・RTX4070：12.1秒・ARC B580：14.3秒・ARC A770：20.2秒SDXL（832x1216）10枚・RTX4070：68.4秒・ARC B580：72.2秒・ARC A770：94.7秒SDXL+Hires.Fix（1664x2432）1枚・RTX4070：34.0秒・ARC B580：46.1秒・ARC A770：62.9秒SDXL+Hires.Fix（3840x2160）1枚・RTX4070：95.2秒・ARC B580：98.3秒・ARC A770：166.6秒※GeForce：pytorch 2.7.1+cu128※Intel ARC：pytorch 2.9.0+xpu「github ComfyUI-Intel-Arc-Clean-Install-Windows-venv-XPU-」と検索して出てくるページに従い、XPU版ComfyUIを導入してベンチマークしてみた。重量級のHires.Fixでも4070に迫るシーンがあって素晴らしいです。でもQwen Imageは重たすぎてダメでした。PCIe 4.0 x8と12GBのVRAMが足かせなので、A770の後継にあたる「B770 16 or 20GB」が出れば面白い予感がします。

これまでずっとNVIDIA製グラボを使ってきました。GTやGTXというこの文字列に囚われていたのでしょう、昭和世代の男子はやられやすいです、車とかね。さておき八年使ったビデオカードも、どんなに綺麗でもいい加減換装しないと維持出来ないまま周囲のハードを巻き込んでの事故に繋がりかねません。自分は正直ライトユーザー中のライトユーザーなので10万かかるカードは一切不要。AMDかIntel製を考えていました。Intel製、それも純正本家リファレンスモデルであるこちらをチョイスしてみました。今持ってる電源はコネクタ空きも充分あり、調べたら容量も問題なかった為、電電ユニット換装一旦保留。前のカードを外して、今のカードをただ着けただけで何の問題もなく映りました。Intelドライバソフトウェアを入れ、再起動後NVIDIA関連をDDUで全消去。既にArcNPU内臓のミニパソコンを1台所有していたので色の出方などは思った通りでした。NVIDIAに近いけれどまた違う、ADM系も1台持っているけどそっちの少し誇張めの発色とは明らかに違うクール寄りの自然な色味発色です。勿論いじって変える事も出来ますがデフォルトで充分でした。ソフトウェア、ドライバ関連がまだ未成熟なのか、リリースから半年の間でも最適化がまだまだ進んでいる途上のようです。もっと魅力を引き出していけるようになればいいなと願います。※ニッチなタイミングですがちょうど前使ってたNVIDIAのGTX10XX系カードが今年10月にサポートを終えるようです。偶然とは言えある意味必然な換装だったのかも知れません。

他サイトからの購入です。A770からの変更です。購入してから数ヶ月使っていますがA770の時にあった不安定さは今のところないです。Xeコアが少ないにも関わらず多くのタイトルでA770を上回るパフォーマンスを発揮しておりBattlemageアーキテクチャの優秀さを感じ取れます。ソフトウェアが一新され前より良くなりましたがオーバーレイが何故か消されてしまいました。ですが基本性能の向上、VRAM12GB、フレーム生成対応などライバルに引きを取らない仕様で5万円内GPUの中での競争力は非常に高いと思います。これだけ優秀なアーキテクチャなら更にコア数やVRAMの増えたB770、B990の様な上位モデルも発売してほしいです。